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縮毛矯正で髪の悩みを解決

Kiyosa Japanese Total Beautyスタイリストの鈴木です。

今回は【縮毛矯正】について書いていこうと思います。

 

 

【ストレートパーマ】と【縮毛矯正】

 

日本人の約7割位の方がクセ毛の悩みを持っていると聞いた事があります。

 

 

梅雨時期になると髪の毛がまとまらない。

顔周りがすぐウネウネしてくる。

広がって頭が大きく見える。

髪の毛が乾きにくい。などなど。。。

多くの人、特に女性の方が髪の毛に関する悩みの1つに今挙げた項目が入ってるのではないでしょうか。

 

縮毛矯正をまだ試した事がない方も多いと思いますので

まず【ストレートパーマ】と【縮毛矯正】の違いについて説明します。

この二つを同じものと思っている方は多いのではないしょうか。

【ストレートパーマ】と【縮毛矯正】は別物です。

※トリートメント系の物もありますが今回は省きます。

 

では、具体的な違いについてです。

 

『ストレートパーマ』

 

 

目的:パーマを落としたい時に使用する。 髪の毛の手触りを柔らかくしたい。ボリュームを抑えたい。

 

手順:

①髪の毛の結合を切る為の薬剤をつける。

②①の薬剤を流して乾かし、軽くブローする。(ホントにくせが弱い方は濡れたままの場合もあります)

③固定するための薬剤をつける。

 

施術時間:1時間半~2時間程度(髪質により差があります)

 

効果:パーマのウェーブを和らげたり、落とす事が出来る。

しっかりと伸ばすというよりも、カジュアルな仕上がり。

薬剤の効果で質感が柔らかくなりやすい。

根元のボリュームダウン。

 

利点:縮毛矯正よりもダメージは少ない。

 

欠点:クセは伸びず、デジタルパーマはカールが残ってしまう。完璧にまとまる髪の毛にはならない。

 

 

『縮毛矯正』

 

 

目的:くせ毛を伸ばしたい。デジパーを真っ直ぐにしたい。

 

手順:

①髪の毛の結合を切る為の薬剤をつける。

②①の薬剤を流して乾かして軽くブローする。

③ストレートアイロンを使用して髪の毛を真っ直ぐに伸ばす。

④固定するための薬剤をつける。

 

施術時間:2時間半~3時間(髪質により差があります)

 

効果:くせ毛が伸びる。パーマ落としも可能。ボリュームダウン。

 

利点:艶がきれいに出る、まとまりやすい、地毛のクセがしっかりと伸びる。

 

欠点:熱を加えるので髪に負担がかかる、パーマがかけ辛いもしくはかけれなくなる

使う薬・やり方によっては縮毛独特の質感を感じやすい(真っ直ぐピーンとなるなど)

 

技術の違いは途中でストレートアイロンをするかしないかですが、施術対象のお客様が全く違ってきます。

ですので、髪質やお悩みによって選択する施術が変わってくると言う事です。

自分の髪質、悩みなどに合わせて選ぶのが良いかと思います。

 

もう一つ大切なのはスタイリストのカウンセリングです。

お客様のオーダーにお応えするのは大切なんですが、それ以上にダメージ診断をしっかりする事がとても重要です。

髪の毛は濡れてる状態が1番ダメージが分かります。

乾いた髪の毛のままダメージを判断するスタリストさんは正直経験が足りないように感じます。

カウンセリングをきちんと行うサロンを選ぶ事をおすすめします。

 

なお、持続性ですが、縮毛矯正をかけた髪は半永久的にストレートが持続します。

ですが、もちろん新しく伸びてきた髪には効果を発揮しません。

個々差はありますが、半年に1回や1年に1回かけるのを目安にしていただければと思います。

 

施術後に気を付けていただきたいのがすぐに髪をきつく結んだり、耳にかけたりすることです。

結んだゴム跡がついたり耳にかけた部分がうねったりする可能性があります。

その場合はいくらやり直しても解決しないので十分気を付けてください。

 

 

ホームケア

 

ホームケアでオススメなのがクセ毛のケアや収まりに特化した洗い流さないトリートメントです。

 

 

こちらの2つは日本でもとても人気がありました。

 

特徴はどちらも

・クセのまとまりが良くなる。

・雨などの水分から髪の毛をまもってくれる。

・根元からたっぷり着けてコーミングしてから乾かすとクセが緩くなる。

縮毛矯正やストレートパーマの持続性を高めてくれるので非常に高性能です。

 

縮毛矯正=真っ直ぐ 

みたいなイメージがあると思います。以前は本当にそうでした。

ですが、最近は本当に自由度が広がっています。

 

ショートスタイルでも毛先に自然な動きを出したり、ボリュームが必要な部分は残したり。

ミディアムやロングの人は根元は矯正をして、毛先にはデジタルパーマを組み合わせるも可能なんです。

ボリュームを抑えながらくせではないカールを楽しむこともできるようになっています。

また、ダメージ状況によって様々な薬剤を選定できるようにもなってきました。

極端なダメージ毛でない限り、ほとんどのお客様に対応できるように進化しています。

 

カラーリングの同時施術を希望の方についてです。

もし同日施術を希望される方は、リタッチのみやトーンダウンの方に限らせていただきたいです。

トーンアップやブリーチの方は最低でも1週間は間を空けたほうがいいと思います。

経験上、髪質にもよりますが個人的には仕上がりや手触りなどあまり良いイメージがありません。

忙しい方もいらっしゃるとは思いますが、できればご理解いただきたいです。

 

ちなみに施術の順番は、『縮毛矯正(パーマ系)⇒カラー』の順番です。

逆にしてしまうとパーマ系の薬剤で、色が落ちてしまうので気を付けてください。

 

もし縮毛矯正から遠ざかっていた方や、自分に合う施術が何なのかわからない方も

是非一度ご来店いただき、ご相談ください。

お客様の希望のスタイルに合わせた薬剤やメニューの提案をさせていただきます。

 

 

最後までお付き合いありがとうございます。

Kiyosa Japanese Total Beauty 鈴木

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