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健康的なヘアを保つ秘訣

 

KIYOSAサロン ヘアセクションManagerの鈴木です。

フィリピンでのヘアケアについて、お話させていただきます。

 

フィリピンってまーまー暑いですよね

紫外線も強いし、場所によっては空気も汚れていて、おまけに水は硬水なんです。

(日本は軟水です。硬水は髪が固くなるイメージです)

硬水は日本の軟水と比べて、マグネシウムとカルシウムといった「ミネラル」が多く含まれています。

そういったミネラル成分が髪の毛に付着し残留する事で、髪の毛がキシキシしたりゴワゴワしたような質感に

変わりやすくなります。

 

こういう環境の中でも髪の毛を健康的に保つ為のデイリーケアーについてシェアいたします!!

 

1.シャンプー

 

ヘアーケアでまず重要なのはシャンプーです!

日本でも美容師さんに言われた事があるかと思いますが、トリートメントより大事なのはシャンプーです!

シャンプーに気を使わない方が結構いますが、ホントに重要です。

 

日本のサロン専売品は大体がアミノ酸系シャンプーで髪や頭皮と同じ成分からできているので、頭皮への負担が少ない

逆に安いシャンプーだと石油系の界面活性剤を使用してるので洗浄力が強すぎる事があります。

 

『洗浄力が強い方が汚れ取れるんじゃないの?』と質問を受けることが多いですが、逆なんです!

洗浄力が強いと頭皮に残さなきゃいけない皮脂を根こそぎ剥がしてしまいます。

そうすると頭皮がダイレクトに紫外線を受けたり、ダメージを受けやすくなってしまいます。

 

頭皮がダメージを受けると、もっと皮脂を分泌させてしまい、結果的に頭皮がベタつきます。

頭皮がベタつくときれいに洗わなきゃ!となり、さらに皮脂を分泌させてしまうと言う悪循環に陥ります。

毛先の方はずっと洗浄力が強いシャンプーで洗われるのでカラーやパーマの持ちが悪くなったり

ダメージに繋がったりもします。

 

こう言った理由からシャンプーを選ぶ事はとても重要です。

今は市販のシャンプーでもアミノ酸シャンプーが多く販売されています。

ノンシリコンや天然由来成分配合、エイジングケアなど頭皮に優しいシャンプーがありますので

頭皮トラブルや髪質にあったシャンプーを選んでいただくと良いと思います。

 

オルナ オーガニック シャンプー

美容成分を贅沢に配合したオーガニックシャンプー

 

uka ウカ シャンプー Nighty night(しっとりツヤやか)

ダメージヘア用のしっとり系シャンプー

 

2.きれいに乾かす

 

次に大切な事はきれいに乾かす事です!

洗い流さないトリートメントを付けてもらうと更に良いです(オイルでもミルクでもクリームでもなんでもOK)

フィリピンは気温が高いことから、自然に乾かす方がいますが、今すぐ止めていただいた方が良いです!

頭皮カビてしまい、髪の毛のキューティクルがボロボロになり、さらには臭くなります。。。

 

左:きちんと乾かした髪の毛の断面 右:乾かさず放置した髪の毛の断面

 

右の画像の状態のまま寝てしまうと、摩擦でキューティクルがどんどん剥がれてしまいます。

必ず乾かす事をおススメいたします!

髪の毛をきれいに乾かす事で髪の毛もきれいになりますし、良い匂いを保つ事ができます。

 

乾かす時のポイント

乾かす前のタオルドライとドライヤーの使い方にもポイントがあります。

タオルドライは髪の毛を擦ってはダメです。

パッティング?と言うのですが、叩いて水分を取るのがベストです。  

 

水分をきれいに拭き取ったら、ドライヤー使って乾かしましょう。

特に襟足と耳周りともみ上げは乾き残しがよくある箇所なので要注意です!

根元を乾かしてから毛先を乾かしていきましょう。

できれば乾き残しが出やすい箇所から乾かし始めるのがオススメです。

 

温風で乾いたなーって思ったら最後は冷風で冷ましましょう。

上から下へ向かって冷風を当てるとキューティクルが閉じて、ツヤも出やすくなります。

乾いたなーと思ったら、1度ドライヤーを止めて、触って乾き残しがないかチェックをするのがベストです!

当サロンのYouTubeで正しい乾かし方の動画がございますので、参考にしてみてください!

 

 

 

3.質の良い美容室選び

 

フィリピンローカルサロンで使用している薬剤はダメージに繋がりやすいので、利用する時は注意が必要です。

日本の商材は薬事法という法律が厳しく設定されているので、海外に比べると強い成分を使用する事ができません。

 

日本の商材はほとんどカラー剤やパーマ剤にトリートメント成分を配合していますが、フィリピンのローカルサロンで使用されている薬剤は安い代わりにパワーが強い為、ダメージに直結しやすくなっています。

ダメージが蓄積された状態の髪の毛の場合、いくら日本の商材を使用したくてもできない可能性が高まります。

 

更にフィリピンローカルサロンの施術スキルレベルは日系サロンに比べて低いです。

その為、同じ商材を使用しても髪質やダメージに合わせた選定ができないことが多く、

結果的に失敗してしまうケースが多くあります。

 

例えば、フィリピンではパーマをかける文化がまだまだ浸透していません。

ローカルサロンで施術をした場合、巻き方と仕上がりのイメージを理解していないために

チリチリになったり、全くかからなかったりすることがあります。

また、カラーの場合も根元から毛先まで全部同じ薬を使って、色ムラが激しく出てしまうことも。。。

 

日本人スタイリストがいる日系サロンであれば、日本の技術をきちんと学んでいるためこの様な事は避けれられます。

また、日系サロンであれば日本語での会話も可能な為、細かいニュアンスまで伝える事もできます!

カウンセリングはスタイリストとお客様が一緒に行っていくものだと私は考えており

施術に欠かせないものだと思います。

 

当サロンをご利用の際には何でもご相談ください。

日本の商材、日本の技術を提供しているサロンなので、安心してご利用いただく事ができます!

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