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おうちでも出来る白髪ケア
KIYOSAサロン ヘアセクションマネージャーの鈴木です。
今回は【白髪のメンテナンス】について書いていきたいと思います。
コロナで外出規制が徐々に解除されつつあるものの、まだ以前の様には外出が出来ず
美容室に行きたくても行けない状況が続いております。
そんな皆様の為に、ホームカラーについて少しアドバイスいたします。
抜いたらダメ!
まず、白髪のケア方法で、極力控えて欲しい事があります。
それは【白髪を抜く】という事です。
理由としては、抜いてしまうと脱毛に繋がる確率が高くなります。
数回抜くくらいでは、目に見える変化はありませんが
定期的に白髪を見つけては抜く、と言う行為を続けていきますと
毛根への刺激が多くなってしまい、2度と生えてこなくなります。
しかも生えなくなるのは抜いた毛穴だけではなく、その周囲の髪の毛も生えなくなる可能性があります!
ですので、極力・出来るだけ抜くのは避けて欲しいです。
ホームカラーで注意すべきこと
次に大前提として、サロンのカラーと市販のカラーでは内容成分が違います。(販売メーカーによります)
サロンカラーはトリートメント成分が多く含まれており、ダメージを最小限に抑えています。
市販のカラーは安価な分、ケア性が低くダメージに繋がりやすいので十分注意してください。
そして、今回はどうしても時間や予定が合わずにホームカラーをする場合のアドバイスをいたします。
決してホームカラーをおススメしているワケではありません!
ホームカラーをする場合、下記3点にとどめておくと、ダメージも最小限に抑えられるかと思います。
①リタッチだけにする
②顔周りと分け目、つむじ周りだけ染める
③カラー剤の選定に気をつける
少し細かく説明していきます。
まず①についてです。
理由は単純ですが、毛先にカラー剤が着くと傷む易くなります。
ですので、新生部、新しく生えてきて染めていない部分だけカラーをします。
次に②です。
こちらは自分で染めやすく、人から見える部分だけ染めるという事です。
みなさんは恐らくホームカラーをする場合、鏡やスマホのカメラを見ながら染めると思います。
その際に後ろの内側は絶対見えませんよね?
それを無理に塗ろうとすると色ムラになったり、①の要因に繋がっていきます。
ですので、自分から見える範囲のみ染めていただきたいです。
最後に③です。
黒染めしてる方以外は自然なブラウンを選定してください。
黒に近いカラーはなるべく選ばないでいただきたいです。
そして放置時間も守ってください。
放置時間を守らないと傷みの原因にもなりますし、暗くなります。
ホームカラーはあくまで応急処置です。
黒染め、または暗すぎるカラーを使用してあると次にサロンでカラーをする時に
希望のカラーの仕上がりにならない可能性が非常に高くなります。
特に黒にしてしまうと明るくする事は出来なくなり、ブリーチしなければいけなくなります。
自然なブラウンカラーを使用して顔周りと分け目とつむじ周りのリタッチ部分だけ染める
これを守っていただければ、サロンでのカラーにも支障が出づらくなります。
ホームカラーをしないで定期的に美容院に通う事が何よりではありますが
美容院に通う事が難しい方は、注意を守りながらホームカラーをトライしてみてください。
白髪をおシャレに
次にお勧めしたいのはハイライトを利用した白髪染めです。
白髪染めは色味や明るさの選択肢が少ないと言われてます。
確かに白髪をしっかり染めるにはある程度の制限はありますが
最近はデザインを楽しめるようにもなってきました。
次の方々はぜひ、白髪をおシャレにしてみてはいかがでしょうか?
・白髪の本数が少ない人
白髪が気になり始めた人。
白髪の量は少ないけれど、分け目や顔周りなど目立つところに白髪があったり
髪の毛が太くて白髪が目立つタイプの人など。
・明るめのカラーリングを楽しみたい人
白髪ぼかしは、白髪を含む髪全体を明るく染める方法なので、明るめのカラーリングを楽しみたい人。
一度全体を明るく染めた後に色を重ねると、よりいっそう白髪とのなじみがよくなり、きれいにぼかせます。
・白髪を活かしていろいろなカラーを楽しみたい人
ラベンダー系やピンクなどの暖色系や、ブルーやグレーなどの寒色系の色なども白髪と相性バツグン。
淡く染まっておしゃれなスタイルに。好みや気分に合わせてさまざまなカラーが選べます。
・髪に立体感が欲しい人
白髪が気になる年代になると、髪が細くなってボリュームも出づらくなったりします。
そんな人には、ハイライトを入れることで髪に陰影が出て立体感が生まれ
ボリュームアップしたように見せることができます。
念のために白髪ぼかしのデメリットもお伝えいたします。
・白髪を完全に染めることができなくなる
白髪ぼかしは主に明るめのカラーを使用します。
カラー剤は明るくなるほど白髪の染まり方が淡くなるので
よく見ると白髪が残っていることがわかると思います。
・カラー剤によってはダメージが出やすくなる
明るめのカラー剤を使って髪全体を染める場合は、髪に負担がかかりやすくなります。
ダメージヘアが気になる人は一度相談いただければと思います。
ハイライトは入れ方で全然印象も変わります。
全体に細く入れてナチュラルに見せることもできますし
耳周りに入れて髪の毛を耳にかけたときに主張するようなデザインなど多様なスタイルができます。
いつもと同じスタイルに飽きてきた方や、気分転換をしたい方は是非ご相談ください。
お伝えした方法で、少しでもお役にたてればと思います。
もし、サロンへ行ける機会がございましたら、ぜひ当サロンへお越しください。
一緒に髪の毛の悩みを解決していきましょう!
最後までありがとうございます。
Kiyosa Japanese Total Beauty
鈴木